姿勢のタイプによって鍛える筋肉は違う

今日は少しだけ「姿勢」についてのお話をさせて頂きます。

 

みなさま、テレビやネット、SNSでも、この筋肉を鍛えたらいいとか、この筋肉をストレッチしましょう!というのを聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

もちろん、筋肉は大事ですから鍛えるにこしたことはありません。

でも、全員にその運動が本当に合うのでしょうか?

 

私自身は、その人の姿勢によって使いやすい筋肉、使われにくい筋肉などがあるものと思っています。

なので、あまり使われていない筋肉を鍛えてあげることはとても重要だと思います。

ただ、過剰に頑張っている筋肉の場合はどうでしょうか?

いくら一般的に大事な筋肉だからと言って、自分の体では過剰に頑張りすぎている筋肉をより一層運動するとどうなるでしょう?

その筋肉は疲れ切ってしまうし、固くなっていきます。

そして、逆に使わない筋肉はどんどん弱くなります。

そう考えると、その人ごとの運動プログラムを組むことは非常に大事なのではないでしょうか。

 

さて、その例えになるのですが、次の図を見て頂けますでしょうか。

お二人の姿勢パターンです。

まずはお一人目。

AI姿勢分析結果(みらいの姿勢整体院)

この方の太ももの色を見てください。

前は赤色で大腿四頭筋というところ。

後ろは青色でハムストリングスというところです。

つまり、この方は前の大腿四頭筋はものすごく頑張っていて、太ももの後ろのハムストリングスは弱いんです。

 

そして、お二人目。

AI姿勢分析結果(みらいの姿勢整体院)

この方は、前は特になく、後ろは赤色です。

後ろは先ほどのハムストリングスという筋肉です。

 

つまり、お一人目の方は大腿四頭筋よりもハムストリングスを鍛えたほうがいいけど、お二人目はハムストリングスは鍛えないという運動プログラムになります。

そして、お一人目は大腿四頭筋はしっかりとストレッチして、お二人目はハムストリングスをしっかりとストレッチをするということになります。

 

なんとなくわかりますでしょうか。

 

一つの例ですが、姿勢によって日常から使われやすい筋肉と使われにくい筋肉がある。

だから、全員に同じ運動が合うというわけではないというお話でした。

 

少し専門的な話になりましたが、

皆様の何かの参考になれば幸いです(^^)