『みらいの姿勢整体院』は腰痛・肩こり・ひざ痛などを姿勢からAI分析することができる神戸市垂水区にある整体院です。
開院してから、半年が過ぎました。
半年間の経験から『姿勢』ということに対して、少し考えをまとめてみました。
目次
【姿勢について】
姿勢について感じたこと
率直な気持ちですが、姿勢という言葉ほど、人によってとらえ方の違うものはないなと強く感じています。
私は、今まで病院のリハビリテーション科、理学療法士として24年間勤務してきました。
病院で勤務していると、
病名のついた患者様が来られます。
そうすると、同じ病名だと同様に特徴のある姿勢の方が多いことに気づきました。
そして、そのことから「病気があるから特徴のある姿勢になるというよりは、特徴のある姿勢をしているから病気になるのではないか」と考えるようになりました。
同じ姿勢をしているとどんなことが起きるのか
しかし、よくよく考えていくと当たり前です。
同じような歪んだ姿勢をしていると次のようなことが起こりえます。
1.特定の場所に負担がかかり続ける
2.特徴のある姿勢をしていることにより、頑張る筋肉は常に頑張り続ける
3.使わない(使いにくい)筋肉はどんどん使わなくなる(使えなくなる)
4.頑張り続けた筋肉はケアしないと固くなってしまう
5.負担のかかっているところは痛みが出てくる
とまあ、簡単に考えるだけでも以上のようなことが出てきます。
それが、長い年月たてば病気につながっていくのは当然ではないでしょうか。
開業半年した現在の姿勢の印象
私自身は、そんな感じで
『姿勢の大切さをたくさんの人に伝えて、この地域の人たちの病気を予防するんだ!」
と考え、やる気満々に開業しました!(やる気満々って今言いますかね。笑)
ところがどっこい(笑)
『姿勢』についての知識・考えを伝えていくのは本当に大変だなというのが私の印象です。
例えばですが、
猫背の人で肩こりがある場合の話です。
猫背になると肩甲骨が上に上がって前方に出てきます(巻き肩)。
わかりやすくいうと次の図のような感じになります。
肩甲骨が青や赤矢印の方向に引っ張られます。
そして、前の筋肉は黄色方向にどんどん縮こまり、固くなります。
そうすると、肩はどんどん前側に引っ張られるので、背中側の筋肉はつねに引っ張られた状態(引っ張り返さないといけない状態)になり、負担がかかり肩こりが起きます。
そう考えると背中側をマッサージしても治るわけではなく、
前側の筋肉をストレッチして、肩甲骨の位置をもとの位置に戻す、猫背を治すのが大切になります。
しかし、普通は
『姿勢は悪いのはわかっているので、肩こりを何とかしてほしい』という話になるわけです。
「(いや・・・、原因にアプローチしないと、すぐ元に戻ってしまうのですが・・・)」
「うーん、これは道のりが長いなと」
もちろん、そう思われるのが普通だとは思うのですが、
こちらとしては肩こりは結果として起きていて、もとは姿勢にあると考えているので、その差を伝えていく、大切さを広めていくのはどうしたものかと考えている最中です。
姿勢が良いことでのメリット
さて、一般的な話に戻ります。
姿勢を良くすることで得られるメリットは何があるでしょうか。
簡単ですが、まとめてみました。
1.病気の予防
2.痛みの予防
3.見た目の問題(若く見える・美しく、かっこよく見える)
4.身心相即(メンタルへの影響)
5.呼吸がしやすい
6.飲み込みや顎への影響もあり
7.脳など血流の問題
8.臓器の位置の問題(ぽっこりお腹なども)
9.代謝が良くなる
10.やせやすくなる(代謝もよくなるので)
どうでしょうか?
とても重要なことが少しはわかっていただけたでしょうか。
姿勢を良くする方法
当院では姿勢を良くするための対策として以下のことを行っています。
みらいの姿勢方式(SAWANOI式)です!・・・名前募集中(笑)
1.AI姿勢分析
2.理学療法士による姿勢評価
3.姿勢をタイプ別分類
4.アライメント評価(骨のゆがみというか位置関係を見る感じです)
5.筋肉評価(弱い筋肉の場所、頑張りすぎている筋肉の場所を評価)
6.筋力評価(徒手筋力検査法:MMT)
7.関節可動域評価(ROMーT)
8.動作評価(クラインフォーゲルバッハの運動学を応用)
9.歩行評価(必要により・AI歩行分析)
10.足部評価
11.足部からの運動連鎖評価(足のゆがみ⇒下腿骨の動き⇒大腿骨の動き⇒骨盤の動き⇒体幹の動き)
12.以上の結果をもとに必要な部位の関節可動域トレーニング・ストレッチング開始
13.必要な部位の筋力トレーニング
14.体幹やインナーマッスルのトレーニング
15.ピラティストレーニング
16.足部からの無意識化の姿勢調整(足底パッド療法・オーダーメイドインソール作成)
17.必要に応じオーダーメイド枕の相談
18.姿勢に関する知識の勉強
19.必要に応じメンタル的身心トレーニング(筋膜DFLをコントロール)&カウンセリング
20.希望者は量子波動調整
以上が、当院で行っているプログラムの抜粋になります。
対象年齢
基本的に子供から高齢者まで対応しています。
ただ、子供は小学校の高学年以上が行いやすいとは思います。
しかし、最近の子供は姿勢が悪いですね。
スマホやゲームの影響もあると思いますが・・・。
ドイツなどの海外ではオーダーメイドの靴を作ったりしていますから、日本も子供のころから靴を調整して姿勢を良くしていくのは今後大切になっていくと考えています。
というか、そういうことを広めていきたいです!
最後に
あまり細かい内容はお話しできませんでしたが、
自分なりに姿勢に関して大切と思うことを書いてみました。
施術をしようとしても、『姿勢は悪いのはわかっていますが、今は腰痛が・・・』となってしまうことを今後どうしようかと考えてしまいます。
それだけ、『痛みと姿勢は関係しているのですよ』ということを今後頑張って伝えていきたいです。
そのためにも私の考えに賛同していただける方、協力していただける方を今後サポートメンバーとして募集していく予定です。
もし、一緒に活動していただける方がいましたら、またご連絡お待ちしています。
(LINEへご連絡お願いします)