膝の痛みが起きる原因は色々とありますが、
そのうちの一つで下腿の外旋ストレスというものがけっこう多いです。
*外旋:外方向への回転する動き
*内旋:内方向への回転する動き
*下腿:すねの骨(脛骨+腓骨)
では、次の図を見てもらえますでしょうか。
![](https://mirainosisei.com/wp-content/uploads/2022/04/下腿外旋.jpg)
つまり下腿の外旋とはこの赤い矢印のような動きが膝で起きている感じです。
あくまで相対的にという意味なので大腿骨が内旋しても下腿は外旋しているととらえていただいてよいかと思います。
そして、身体の上からの影響で下腿が外旋する場合と、
次の図のように足からの影響で下腿が外旋する場合があります。
![](https://mirainosisei.com/wp-content/uploads/2022/02/運動連鎖足部-1024x768.png)
つまり、この場合は足から影響する運動の連鎖を止めないと膝の痛みがなかなか減りません。
思っている以上に、膝の痛みのある方は下腿に過剰な外旋ストレスが存在することが多いので、そういう方は下腿が外旋する運動連鎖を止めるという対策が必要になります。
少し専門用語が並びましたが、こういう現象が結構あるということも知ってもらえたらと思います(^^)