みなさまこんにちは。
みなさまは頭痛になったことはあるでしょうか?
私は頭痛になったことはありますし、昔は本当に多かったです💦
薬を飲むのが当然だった時もあります。
でも、姿勢を変えていったり、運動をしたりすることで、よくなっていきました。
今でも、たまにはなりますが、昔ほどひどい症状はありません。
薬を飲んだのは、えーっと・・・、10年以上前でしょうか??
さて、頭痛っていろいろなことが原因で起こるとは思うのですが、
最近来院されたお客様で特徴的な症状があったのでご紹介します。
目次
頸椎について
みなさま、首の骨はご存じですよね。
頸椎は下の図のように7個あります。
それから、線で分けてみましたけど、線より上が「上位頸椎」、下が「下位頸椎」と言います。
名前が分かれているように、上位頸椎と下位頸椎では動き方が違うんです。
上位頸椎と下位頸椎の違い
背骨は一番可動性が出る動きとしてカップルムーブメントという3次元的に動く複合的な動きがあります。
難しく言うと、
「屈曲(顎を引く方向)または伸展(反る方向)」+「側屈(首を横にかしげる動き)」+「回旋(顔を左右に向ける動き)」が合わさる動きです。
まあ、細かいことは良いのですが、
上位頸椎の動き方は、その際、側屈(首を横にかしげる動き)と回旋(顔を左右に向ける動き)が反対方向に動きます。
そして、下位頸椎は側屈(首を横にかしげる動き)と回旋(顔を左右に向ける動き)が同じ方向に動きます。
つまり、動き方の違いが出る場所なんです!
だから、実際ズレることもあります!
周囲の筋肉にも引っ張られますから。
(下の図の感じ)
だから、この場所ってとてもキーポイントなんです。
上位頸椎は動かす側にとっては危険な場所で(安全性を確保したうえで動かす必要がある場所)、とても気を使います💦
上の図を見てもらうと、小さい筋肉がバランスをとっているのが良く分かるのではないでしょうか?
体験談
さて、この第2頸椎ですが忘れもしない、私が徒手療法の研修で大変な目に合った場所です。
昔、3年で100万円以上するドイツから講師が来てくれる資格研修に参加していました。
実技はさすがに安全性を配慮して行ってくれるのですが、若者同士ペアで組んで実技練習を行った時に、急に頭痛になってしまい、しばらくダウンしてしまいました。
講師の先生にズレを治してもらい、何とか復活したという状況です。
その頃は頭痛持ちだったから余計にでしょうね。
頭痛と頸椎の関係性
さあ、もうなんとなくわかっていただけたと思いますが、
頭痛と頸椎の関係性はあります。
というか、頸椎と関係性のある頭痛はあります。
特に第2頸椎含め、上位頸椎ですね。
この場所のずれはやはり戻した方が良いです。
そして、これらは普段の姿勢や、それによる筋肉のバランスの影響は大きいです。
自分で運動をするのは良いですが、
頸椎に関しては危険性が伴うので、気になる方は専門家にお願いするのが良いと思いますよ。
そして、その前に病院の検査を受けるのが安全で大切ですね(^^)