姿勢と座骨神経痛

意外とお客様に多い症状なので、今日はこの話題で。

 

姿勢は色々なタイプがあります。

人それぞれですよね。

 

ただ、その人の姿勢によって常に頑張りすぎる筋肉、そしてほとんど使わなくなる筋肉など特徴が出てきます。

 

例えば次の図(当院のAI姿勢分析)のような感じ。

(赤い筋肉は頑張りすぎている筋肉、青い色が弱っている筋肉。)

とまあ、こういう状態が続くと、いずれ病気につながっていくのはわかると思います。

そして、その人によってどこが悪くなりそうか予測できるわけです。

 

さて、座骨神経痛と言っても、

結局は座骨神経の通り道を、何かが邪魔していることが多いです。

 

そして、意外に多いのが梨状筋ということろの近く。

次の図の青いところが梨状筋です。

梨状筋

そして、その下に黄色い神経が間を通っているのが分かりますか?

 

これが座骨神経です。

角度を変えるとこんな感じ。

座骨神経

どうですか、上手に筋肉の間を通っているでしょう。

(細かく言うと枝分かれして通っているんですけどね)

 

さて、見ての通りなのですが、上の梨状筋、そして下の上双子筋などが固くなってくると、圧迫されるようになります。

梨状筋症候群とかと言われたりもしますね。

 

さて、これらは股関節の外旋筋という筋肉なのですが、

反対方向の股関節内旋筋が働いたときに結構痛みが出たりします。

股関節外旋と内旋

 

なので、今回のような症状の出る股関節の外旋筋が固い方は、

しっかりと外旋筋をストレッチしましょう。

(ネットにたくさん載っていますので見てみてくださいね)

 

すでに、症状がある人はやり方は工夫したほうが良いとは思いますが(症状の出ない範囲で)、

普通にストレッチできそうな方は、しばらくは毎日続けてくださいね(^^)/