『みらいの姿勢整体院』は腰痛・肩こり・ひざ痛などを全身から問題点を分析し、施術している神戸市垂水区にある整体院です。
当院にも肩こりの方が多く来院されます。
今日は改めて肩こりについてご説明したいと思います。
目次
肩こりとは
首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じがし、頭痛や吐き気を伴うことがあります。
肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋という幅広い筋肉がその中心になります。
(日本整形外科学会より)
首や背中が緊張するような姿勢での作業、姿勢の良くない人(猫背・前かがみ)、運動不足、精神的なストレス、なで肩、連続して長時間同じ姿勢をとること、ショルダーバッグ、冷房などが原因になります。
(日本整形外科学会より)
姿勢が肩こりにどう影響しているか
さて、日本整形外科学会にも書かれている原因の姿勢についてですが、なぜ姿勢が肩こりに影響しているのか。
それを大きく2つの場合に分けてご説明していきます。
猫背の姿勢と肩こりの関係
まずは皆様ご存じの猫背です。
では、猫背になるとどのようなことが起きるのか?
つまり、
①猫背
②巻き肩
③ストレートネック
このあたりが連鎖的に、ほぼセットで起こってきます。
そして、これらが起きるとどういうことが起きてくるかというと、
次の図を見てみてください。
なんとなくわかってもらえると思いますが、肩の位置が前側に来ることにより、胸の前側の筋肉が固くなります。
そうすると、後ろ側は引っ張られるというか、毎日毎日それに耐えないといけないです。
肩も凝ると思うでしょう?
つまり、背中側の肩こりは悪者ではなく、ただの被害者です。
頭の位置と姿勢の関係
さて、皆様は頭の重さってご存じですか?
体重の1/10ぐらいと言われています。
50㎏と考えて、5㎏のお米ぐらいの重さがあるってことです。
すごくないですか?
そして、姿勢によって頭の位置が中心線より前にいきすぎると、後ろに頑張って戻さないといけないという状況が発生します。
つまり、こんな感じ。
そりゃー、背中もしんどくなりますよね…。
あと補足の資料ですが、首の角度によってこんな感じで変わります。
重い頭を支えるために、首や肩にこれだけの負担がかかっていることはなんとなく知って頂けたらと思います。
まとめ
全部の例をお話しできたわけではありませんが、肩こりと姿勢の関係は何となくわかっていただけたでしょうか?
将来的な病気を予防するためにも、肩こりと言えども放っておかず、そして肩がこるからと言って被害者の肩・背中だけのマッサージをするだけはダメですよ!
根本的な姿勢からケアしていきましょう!
そして、ワンポイントアドバイスは、背中より前側の筋肉へのアプローチが大切ということです(^^)/