腰痛のストレッチ、痛い時には原因を考える!

みなさま、ストレッチという言葉はご存じでしょうか?

 

簡単に言うと筋肉の柔軟体操で、

「ストレッチング」とか「ストレッチ」と言います。

 

固い筋肉はしっかりと柔軟体操・ストレッチしましょうと聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?。

 

ただ、どこからするとか順番を考えたことはありますか?

 

まあ、状況よって違うのですが、

例えば、腰痛の事例で考えてみたいと思います。

 

下の図に少し例えを書いてみました。

赤い「×」のように反り腰で腰痛があるとします。

 

そして、それは骨盤を白い方向に引っ張る筋肉が固いことが原因としましょう!

 

白い筋肉が固いことで、

骨盤を前に引っ張り、

腰が黄色のように反ってしまうとします。

 

こういう方は、白い方向の引っ張りに抵抗するために、

普段から赤い方向に引っ張りかえす筋肉が頑張って固くなっています。

 

そうすると、

まず赤い方向に引っ張る筋肉をストレッチしようとなるわけです。

 

でも、よく考えてください。

 

赤い方向に頑張るのは、白い方向の筋肉が引っ張っているからですよね!

(もう一度同じ図を)

その状況で、赤い方向に頑張る筋肉だけをストレッチして緩めると、

白い方向へは行き放題!

腰は余計に白い方向に引っ張られて反り腰になって、痛みが出ます。

 

だから、

固いからストレッチだけではなく、

なぜその筋肉をストレッチしないといけないのか。

どうしてそういう状態になっているのか。

ストレッチすることでどういうことが起きるのか。

 

そういうことを予測しながら行うことはとても大事と思います。

 

今回は、一つのモデルケースをお話しさせてもらいました。

 

何となくのイメージだけでも持ってもらえたら幸いです(^^)