『みらいの姿勢整体院』は腰痛・肩こり・ひざ痛などを全身から問題点を分析し、施術している神戸市垂水区にある整体院です。
当院には腰痛で来院される方が多いですが、その中には反り腰の方も結構多いです。
なので、今日は反り腰の原因や、予防・改善のためのトレーニングをご紹介したいと思います。
目次
反り腰とは
反り腰とは、言葉の通りなのですが、腰が反った状態を意味します。
背骨の中の、腰骨部分(腰椎)の前弯(腰の反り)が強くなる状態です。
反り腰の原因
原因として多いのは、骨盤が前に傾いている状態になっていることで、それにより腰が反った状態となります。
ただ、もっと細かく考えると、骨盤が前傾するにも理由があります。
特に多い理由は、股関節が硬いことです。
特に、前側の筋肉が固くなると、骨盤がその筋肉に引っ張られて前傾方向に倒れてきます。
そうすると結果的に反り腰になってしまいます。
図で説明すると、次のような感じです。
なんとなくわかりますでしょうか?
さて、そのほかの原因としては、次の3つ。
①反り腰でいる習慣・姿勢のために、今度は背中の筋肉が固くなってしまうこと。
②腹筋が弱いこと
③猫背、そして胸郭(肋骨や胸の背骨)が固いこと
①は肩こりと一緒です。
毎日、力を入れているところは、ケアをしなければどんどん固くなります。
そうすると、反っている方向には動きますが、逆に丸まる方向には動かなくなってしまいます。
そして、②はそのような姿勢をしていると、腹筋は自然と使わない(使えない)状態になってしまいます。
腹筋は落ちて、お腹もポッコリしてくる人も多いと思います。
①と②を先ほどのイラストに付け足すとこんな感じです。
さて、次に『③猫背、そして胸郭(肋骨や胸の背骨)が固いこと』についてです。
これって、わかりにくいですよね。
少しずつ説明します。
まず、猫背の人は胸郭が固くなります。
そうすると、その場所が動かない分、一番近くの関節が動いて代償するしかないんです。
隣接する関節が頑張って動きます。
つまり、首と腰になります。
イラストで説明すると、こんな感じ。
猫背だと顔を起こさないといけないから、反り腰で代償するか、首で行うかのどちらかになります。
もし、猫背&股関節も固い!という人は、間に挟まれた腰は悲鳴を上げます。
腰は被害者なのに、悪者扱いですからね😅
まとめ
さて、今日は反り腰についてお話ししました。
反り腰の原因をまとめると次の感じです。
①骨盤が前傾しているため
⇒股関節が硬いため(股関節の前側の筋肉)
⇒筋力(特に腹筋)が弱いため
⇒腰の筋肉が固くなってしまったため
②猫背のため
⇒胸郭が固いため、隣接して動きやすい腰で代償するため
なんとなくわかりましたでしょうか?
また、次回は反り腰改善の運動についてご説明したいと思います。
それでは、今日はこの辺で(^^)/
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