『みらいの姿勢整体院』は腰痛・肩こり・ひざ痛などを全身から問題点を分析し、施術している神戸市垂水区にある整体院です。
先日までは、簡単に言うと肩の構造や動き、それらに関係する筋肉について話をしました。
そのように複雑な動きをする必要がある肩が、普段の姿勢の悪さから動かし方がおかしくなり、日常的な無理な動かし方の反復により痛めてしまったものが四十肩・五十肩だと思います。
一般的には原因は不明とか、加齢によるものと言われることが多いですが、
私はそのように考えています。
さて、話はPart1に戻りますが、最初にお客様は多くの方が同じことを話されるといったことを覚えていますか?
もう一度書きますが、次のことです。
昔もなったことがあるんです。
その時は自然と治ったんですけど、今回は治らなくて・・・。
ということなんですが、
今までの話と照らし合わせて考えてみます。
①肩は複数の関節があります
・肩甲上腕関節
・肩鎖関節
・胸鎖関節
・肩甲胸郭関節
②肩甲上腕リズムという複雑な動き方をします
③そのために、かなりの数の筋肉が協調して動く必要がある
つまり、
絶対最初の痛みの時に、以下のことが起きています。
①肩の複数の関節のうち、どこかの関節の動きが悪くなっている
②肩甲上腕関節リズムが乱れている。
例1:肩甲骨が動かずに肩甲上腕関節だけで頑張っている
例2:肩甲上腕関節が動かずに肩甲骨(肩甲胸郭関節)だけで無理に動かしている
③それらの状況にしてしまう筋肉の状態にある。
例1:特定の筋肉が固くなりすぎて伸びなくなっている
例2:特定の筋肉が弱くなりすぎて、働かなくなっている
そのため、
最初の痛みが起きた時に絶対になぜ痛くなったかを分析して、その時点で対応する必要があります。
なので、最初のお客様の話の時に私はこう答えます。
その時はいつの間にか良くなったというのは、痛み・炎症の症状が治まっただけだと思います。
ただ、一般的には今まで肩が180度挙がっていたものが、170度とか160度とか、実は動く範囲が前より狭まっているはずです。
そうなると、今まで簡単に挙がっていたものを、肩甲骨で無理に挙げようとしたりとか、背骨(腰とか首とか)を反って無理に挙げようとします。
そのようなことを繰り返していくと、いずれ肩の周囲の組織を痛めてしまいます。
なので、今後のことを考えると、本当にしっかりと原因を突き止めて、今の時点で対応している方が良いと思いますよ。
【補足】
炎症は、身体を守る生体の防御反応です。急性の炎症には発赤・熱感・腫脹・疼痛、それに炎症のある部位が動かしづらくなるという症状が起きます。
という感じです。
あ、ブログを分けている割に、少し長くなってしまいました💦
ということで、今日はこの辺で。
では、次回はそろそろ姿勢の話に入っていきますね(^^)/